森林組合(しんりんくみあい)は、森林の所有者が、森林の保全や林業に関わる事業を共同で行うために設ける団体で、協同組合の一種である。日本では森林組合法に基づいて設置される。愛称は、JForest。 日本の森林組合には、おおよそ市町村に相当する範囲の民有林を対象にした狭義の森林組合
5キロバイト (811 語) - 2022年6月10日 (金) 12:40
「木が売れない」「売らない方がましか」。森を守らなければ後世に受け継ぐ大事な財産を残すことが出来なくなる。森を守るため、間伐・植林は重要。だが、地域によっては木が売れず、守り手がいなくなり、やむなく手放す森林。これを外資によって買い占められていく。日本の森林・土地・水源地・自衛隊の基地周辺と買われ、本当に危険な状態に国は生ぬるい政策しかしない有様だ。

日本の安全保障は国民や国土を守るための必須条件です。
もう一つ付け加えるのなら食料自給率を上げることです。


1 七波羅探題 ★ :2022/06/12(日) 08:14:16.79
「木が全然売れへん」「売らんほうがマシや」田舎暮らしに憧れる大学生が見た”林業の残酷すぎる現実”
文春オンライン 6/12
https://bunshun.jp/articles/-/54953

「森のつくり方」を学ぶために京都大学へ
 1997年4月、一浪の末に京都大学農学部生産環境科学科森林科学専攻になんとか合格できて、いよいよ京都での生活が始まった。

 いざ入学すると、私の志望していた森林科学専攻には森林関係だけでも10以上の研究室があった。森林生態学研究室、熱帯林環境学研究室、森林水文学研究室、森林情報学研究室、木材利用学研究室……。細胞やDNAレベルの基礎的な研究から、マクロの生態学や最先端の素材に関するものまで、その内容は多岐にわたっていた。

 どの授業も興味深いものではあったが、学術的に専門領域を究めようとする色合いが濃くて、熱帯雨林を再生したいという私の思いとはかけ離れた内容だった。

(略)

「売らんほうがマシや」
 だが、そんな充実した山での日々も長くは続かなかった。

 雲ケ畑を含む北山林業地の特産でもあった床柱の需要が、日本の住宅の洋風化によって急激に落ち込んでいったのだ。さらには、輸入材が大量に流通するようになったことで、木材の価格自体も低迷していた。マーケットの構造的な変化についていけず、私が通っていた6年の間に、雲ケ畑の基幹産業である林業は目に見えるほどのスピードで衰退し続けた。

「ここ数週間、仕事がないわ」「木が全然売れへん」「こんな材価やったら、売らんほうがマシや。元が取れへん」……。

 私たちに仕事を教えてくれる山のおっちゃんたちがため息を漏らす日が増え、何人もが別の仕事を求めて町におりていくようになった。

 京都市内の主な林業地ごとにあった森林組合も、効率化という名目で合併され、雲ケ畑森林組合も京都市森林組合雲ケ畑支所へと縮小されることになった。それまでは、雲ケ畑森林組合の倉庫や会議室などを山仕事サークルで自由に使わせてもらっていたが、それも難しくなってきた。

 林業の衰退とともに、集落の景色にも変化が起こり始めた。

 ある日、突然、鴨川源流の川沿いで工事が始まったかと思うと、そこが高い塀に囲まれた産業廃棄物置き場になってしまったのだ。

 入口にはドーベルマンが繋がれていて、前を通るたびに威嚇してくる。以前は、清流のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながら仲間と自転車で走っていた雲ケ畑街道でも、産業廃棄物を山盛り積んだトラックとすれ違うことが多くなっていった。

 木材が売れなくなり、いよいよ山を売る人が出てきたのだ。

 林業が急激に衰退するなか、集落に暮らす人たちの意識が少しずつ変化していくのをなんとなく感じてはいたものの、どこかで見て見ぬふりをしていたところがあった。愛着を持って育ててきた山を手放さざるを得なかった集落の人々のやりきれない思いも痛いほどわかったが、それでも私は「ふるさと」だと思っていた美しい集落が変わってしまうことに衝撃を受け、その事実を受けとめられずにいた。だが、もう直視せざるを得ない現実として迫ってきていた。

(以下略)

嶋田 俊平/ノンフィクション出版

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