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中尾彬さん・池波志乃さん「夫婦同時期に大病を患ったことで「終活」が始まった。ケンカせずに物を減らす極意とは、「まず最初の一歩を踏み出すことが肝心。俺たち夫婦は片づけたお陰で、生活の余分なものがそぎ落とされて、考えかたも若返ってきた。ここから先の人生にまたひとつ自身が持てたような気がするね」と語った。そうなんです。やろうと「一歩踏み出すこと」が大事ですね。大事にしていたものだから取っておきたいと思います。でも、結局使わず邪魔になります。「いつ死ぬか分からない人生で」、残しても邪魔になり始末に困るのは「残された家族」。だから「踏ん切り」が大事だと思います。