#京大教授


京大教授・藤井聡氏はロシアがウクライナへの侵攻はアメリカの挑発だという。確かに挑発はあると思う。が、主権国家への侵攻・侵略はダメだ。私見だが、アメリカのバックにはグローバル勢力の闇があり、動かされていると思う。だからこれを倒さなければ戦争にも大きく関わるという事なのだろう。



1 ボラえもん ★ :2022/06/19(日) 06:46:06.01
From 藤井聡@京都大学大学院教授

この度、表現者クライテリオンから、

「ウクライナ」からの教訓~来たるべき“有事”にどう備えるか?~

の特集号を出版いたしました。
この特集は、言うまでも無く、ウクライナへのロシアの侵攻についての特集。

ですが、このクライテリオンの特集は、一般的なテレビや新聞、雑誌の論調とは全く異なる角度からの記事をとりまとめたものです。
そもそも、ウクライナとロシアは今、国家の命運をかけて真剣に戦っているのです。その真剣な戦いが、幼児向けの戦隊ものや漫画の「勧善懲悪」の図式だけで語れる筈もありません。

しかしそれにもかかわらず、本年2月のロシアのウクライナ侵攻以後、国内のメディアは、そんな幼稚な「勧善懲悪」の図式の報道一色に染め上げられています。
このままでは、我が国日本の外交が適切なものから大きく歪められ、将来に対して巨大な禍根を残すことともなりかねません。
それではまるで、重要なビジネス上の交渉を、物事を単純にしか理解出来ない小学生に任せるような事になるからです。

本誌クライテリオンではこうした危機意識の下、「ウクライナ」の問題を多面的に考えるための様々な記事に基づいて特集を企画した次第です。
もちろん、米国を中心としたNATO諸国が言う様に、今回のウクライナ侵攻の様な「力による状況変更」は国際法違反であり、
かつ、ブチャであったと言われているロシア軍による残虐行為は、それがもし真実であるとするなら徹底批難すべき事柄であることは間違いありません。
そして、隣国の軍事大国からの具体的な侵略のリスクを抱えた我が国日本としては、同じような境遇の中で、ロシアから自らの主権を守るために必死になって戦う姿には、エールを送る他ないこともまた事実です。

しかし、伊藤貫氏の本特集記事『三十年間、ロシアを弄んできたアメリカ』の中で詳しく語られている様に、アメリカは執拗にロシアを摘示し、
その国力を脆弱化せんための様々な破壊的工作を行い、安全保障問題についても「約束破り」を繰り返してきた事もまた否定しようの無い事実です。
その事は、外務省の重鎮、東郷和彦氏が『「ウクライナ」は極東に何をもたらすのか?』の中で詳しく語っていることでもあります。

したがって、アメリカはこの戦争を、ロシアを追い詰めるための重要な好機として捉えている疑義が濃密にあるのです。
というよりむしろ、伊藤貫氏が主張する様に、アメリカは、ちょうど日本が戦争を始めるまでABCD包囲網をはじめとした様々な外交政策で日本を追い詰め続けた様に、
ロシアが「暴発」するまで、NATO東進を軸として徹底的に「刺激」「挑発」し続けたと言う側面が濃密に考えられるわけです。

ではなぜ、そこまでロシアはウクライナに拘るのかと言えば、座談会『戦争と人文学』で金子宗徳教授らが口を揃えて指摘している様に、
ロシアのナショナルアイデンティティの確立と維持・確保において、ウクライナは無くてはならない存在だからです。

ロシアにとってウクライナは、地政学的に重要な国であるのみならず、ロシアを中心としたスラブ民族の「自決」において必要不可欠なのだと認識しているわけです。

そしてこの発想に基づく国際的、国家的運動は、「英米を中心としたアングロサクソン支配体制」に対抗する、非アングロサクソン国家において普遍的に見られる反発運動なのです。
それは、今日の中国にしても、アラブ諸国にしても、そして、かつての「大日本帝国」にしても、そうした運動が繰り返されてきているのであり、
そうした連綿と続く、英米・アングロサクソン支配に対する挑戦運動の一つに、今回のロシアのウクライナ侵攻が位置づけられているという次第です。

……

しかし、こうした議論をTV等で展開すると「お前はロシアの回しものか!」「侵略を是認するのか!」といった激しいバッシングが起こるのが、今日の日本の世論環境です。

しかし、辻田真佐憲氏が「ウクライナ政府にプロパガンダはないのか?~情報戦のリアリズムを見よ~」で詳しく論じている様に、
ロシアは何の申し開きも出来ない完全に悪い国である、と見なす勧善懲悪図式は、自らの防衛をかけて必死で戦うウクライナ政府の「プロパガンダ」であると考えるのが冷静な態度というものです。

(全文はソースにて)
https://38news.jp/economy/22118

※前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1655562024/

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藤井 (ふじい さとし、1968年〈昭和43年〉10月15日 - )は、日本の土木工学者、社会工学者、評論家。学位は博士(工学)(京都大学・1998年)。京都大学大学院工学研究科教授、同大学レジリエンス実践ユニット長。カールスタッド(カールスタード)大学客員教授。『表現者クライテリオン』編集長。
58キロバイト (7,603 語) - 2022年4月30日 (土) 06:49
記事・画像は引用しております

京大教授・藤井聡氏は、ロシア非難は必要だが、岸田総理やメディア・国内世論におけるロシア悪・ウクライナ正義の論調は薄気味悪い不道徳に過ぎないと。確かに岸田首相やメディアはロシア悪になっている。ロシアは国際法に違反して侵略行為は批判・避難されて当然だ。ウクライナの国民は、突然、侵略された被害者でしかない。



1 ボラえもん ★ :2022/05/09(月) 10:16:09.93

ロシア批難は必要ではあるが、岸田総理や国内世論における過剰な「ロシア絶対悪・ウクライナ絶対正義」の論調は単なる薄気味悪い不道徳に過ぎない。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~

https://foomii.com/00178

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最近では幾分ましにはなってきましたが、ロシアのウクライナ侵攻以降、テレビメディアデモインターネット上でも、連日「ウクライナ」の問題が報道されました。

これは、軍事大国があからさまな「フェイク」情報を発信しつつ隣国を侵略するという話なので、
国内のメディアやネット上は、ロシア、プーチンが100%悪いという「ロシア絶対悪論」と同時に、
そんな悪いロシアと戦うウクライナ側こそが「正義」だという「ウクライナ絶対正義論」に、席巻されました。

そうした報道に触れて当方ももちろん、ウクライナが大層気の毒だと感じましたし、大国の論理で軍事的に侵略され主権を蹂躙されようとしているウクライナを、
尖閣の侵略を狙い続けている軍事大国中国と日々対峙している日本人として「応援」したい気持ちは確かにあります。

しかしだからといって、「ロシア絶対悪・ウクライナ絶対正義」論に染め上げられた報道やコメンテーター達の発言には、ただただ薄気味悪いと日々感じざるを得ません。

そもそも多くの国民はウクライナがどこにあるかも知らなかったし、どんな国なのかに至ってはまるで知らなかったのに、
本来ならそんな国についていきなり「絶対正義」として扱うことなどできる筈などありません。

もちろんもしも我が国が、ウクライナと軍事同盟を組んでいたとするなら、ロシア絶対悪・ウクライナ絶対正義論が世論を席巻したとしても、致し方ないとも言えます。
なぜなら、そうなれば日本が事実上の「交戦国」となるからです。

それはつまりロシアと「喧嘩」するという事なわけですから、その喧嘩に勝つために自分達を鼓舞していくことも半ば致しありません。
事実、ゼレンスキー大統領やウクライナ政府は、そういう偏った情報を流しているわけであって、それはそれでしょうがないと言う風には思います。

しかし、日本はウクライナと同盟を結んでいるわけでも何でもありません。

つまり日本はこの戦争について、戦争当事国ではないのです。

もちろん、このウクライナ情勢に深く関わっているアメリカと同盟を結んでおり、かつ、同じく同情勢に当事者に近い形で関わっている欧州各国とも友好的な関係を取り結んではいるのは事実です。
しかしそのアメリカですら、「米軍がウクライナで戦うことはない」と言明しているわけですから、当事国ではないのです。そうである以上、日本はもっともっと「戦争当事性」が低いのです。

いわばこのウクライナとロシアの戦争は、日本にとってあくまでも「第三国同志の戦い」つまり「他人同士の戦い」に過ぎないのです。


https://foomii.com/00178/2022050715194594257

※前スレ
京大教授「岸田総理や国内メディアによる『ロシア絶対悪・ウクライナ絶対正義』の論調は、ただただ薄気味悪いと感じざるを得ない」★3 [ボラえもん★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1652034621/


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